ポン部長

井上農場 つやポン事業部     部長 井上 夏

こんにちは!

井上農場 つやポン事業部 部長の井上夏です!

『何気なく食べているお米・・』

井上農場二代目の嫁として嫁いで早10年、実家はお寿司屋で、農業は全然わからなかった私ですが、すこしずつお手伝いをしていくうちに、農業の大変さ、また、大変だからこその喜びがわかるようになってきました。

お米の文字には、「八十八の手間がかかるから・・」との意味があるとも言われますが、この一粒が実るまでには、こんなに手間暇がかかっていることを知ると、お米への想いが大きく変わりました。

ここ庄内は、広大な平野が広がる庄内平野として教科書にも載る、全国でも有名な米どころ、しかし、日本の主食であるお米が、食生活の変化に伴いあまり食べられなくなり、米余りといわれ一時期は減反政策も敷かれ、これからのお米はどうなるのか、この景色はどう変わるのか、色々と考える日々でした。

そのように考えていたら、ご飯で食べる以外にお米の食べ方はなかったかと思いを巡らすと、小さい頃に食べたポン菓子のことを思い出しました。

私が小さい頃はまだ、駄菓子屋が近所にあって、人参の形をしたポン菓子や、黒蜜ときな粉味のおこしをおばあちゃんが買ってきてくれたことなど、懐かしい思い出が蘇ってきました。

そんな話を代表にすると「昔はお米をもっていくとポン!としてくれて、それをおやつとしてよく食べたものだ・・。」と懐かしく語ってくれました。

ポンをする?

なんとなく、そんな機械があるのは知ってはいるけど、実際に見たこともなければ、もちろんやったこともない・・・ そう考えたら、とっても気になります。

辺りに尋ねると、ご近所でやっているところがあることを知りました。

早速、連絡をして伺うと、初めてみるポン菓子機。

テレビで「ポン!」と出たところは見たことはあるけど、それまでの工程は見たことがありません。

ポン菓子機の説明をしてくれながら、早速、ポンをしてくれました。

お米を入れ、火加減を調整し、圧力計を注視しながら、その時を待ちます。

そして、ついにその時がきました。

ポッンッ!!! 

ポンという可愛らしい音ではなく、打ち上げ花火が炸裂するような豪快な音が響き、同時に吹き出す湯気とふっくらと膨らんだお米!!

ほんのり香ばしい香りが漂い、熱々の出来立てポン菓子をいただくと、甘くて、サクサクして、炊きたてのご飯を食べるのとはまた違うワクワク感が心を揺さぶります。

「井上農場のお米でやってみたい!」

自宅に戻り、その想いを代表に熱く語ると、「やってみろ!」というゴーサインをもらい、ポン菓子機を導入することとなりました。

数日後・・・

SLの形をした、かわいいポン菓子機が到着!!

Pon SL

井上農場産のお米をポンしてくれるポン菓子機。 このSL型がお気に入り。

ポン菓子機の扱いは夫が担当。

井上農場産のつや姫を入れ、熱を加え、クルクルと回り、圧力計の針が上がっていきます。

数分後、ついにその時がきました。

恐る恐るも力強くレバーを叩きます!

 ポッンッ!!! 

一気に吹き出す湯気とふっくらと膨らんだ井上農場のつや姫のポン菓子!!

『つやポン』の完成です!!

井上農場のつや姫は粒が大きく揃っていることから、出来たポン菓子も同じく粒ぞろい。

つや姫の持つお米の味と、ポンをしたことでサクサクとしたきめ細かな歯応えがたまりません!

この『つやポン』を使って、さらに何か出来ないかと、この出来立ての膨らんだポン菓子のように想像も膨らみます。(笑)

ポン菓子といえば、『和』なイメージですが、チョコレート味も食べてみたい!

そこで、地元のパティスリー ル・メランジュの金野さんにご相談。

イメージは、つやポンのサクッと感とお米の味も感じられる適度なチョコのコーティング。

何度か試作を繰り返し、ついに、つやポンを使ったスイーツポン菓子

『つやポンDEチョコポン』の誕生です!!

つやポン3

ビターチョコ・ホワイトチョコ・ミルクチョコの3種類!

一口食べれば、サクッとしたつやポンの食感と上品なチョコレートの香り口いっぱいに広がり、甘さも程よくお米の風味も感じられます。

出来たチョコポンを子供達に試食をしてもらうと、「美味しい!!」の叫び声とともに、あっと言う間になくなり、「もっとないの〜」と嬉しい反応。

しかし、美味しいものを知った子供達はとっても危険・・・ちょっと目を離すと無くなるという、油断も隙もありません(笑)

でも、こんなにも子供達が喜んで食べてくれる姿を見て、これからのポン菓子に自信が湧いてきました。

今日も試行錯誤を繰り返しながら、新たなポン菓子に挑戦しています!!

つやポン事業部長 井上 夏